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祝・世界遺産登録!韮山反射炉

伊豆初!ついに、世界遺産
明治日本の産業革命遺産として、
2015年7月に世界遺産登録された
いま熱い韮山反射炉に行って参りました !

伊東マリンタウンより車で約40分
静岡県伊豆の国市・韮山にある世界遺産「韮山反射炉」
実際に稼働した反射炉としては、
世界で唯一現存しているものなんだヨッと!!

わー高い!けど、写真で見るより小さい。
これは、4基ある煙突。天を衝くようにそびえ建ってるヨッと

ド-----ン!!
高さ約16m、幕末期に建てられたものとは思えないよ(興奮!)

反射炉ってなに?

「ん?でも反射炉ってなに??」
というわけで、早速ガイドさんに説明をきく。
韮山反射炉には、ガイドさんが常駐しており約20分ほどかけて
わかりやすく説明してくださいます。

反射炉、、、たしかに耳慣れない言葉だヨッと!
反射炉は、鉄製砲を鋳造するために必要な溶解炉のことで、
幕末、1853(嘉永6)年ペリー艦隊が下田に来航した頃、
「日本も近代的な軍事技術を取り入れなくては!」と
江戸幕府が命じ、武士たちによって
オランダから日本に取り入れられた技術をもって造られました。
伊豆の武士だけではなく、蘭学に通じた佐賀藩の技術者たちとの
技術交流もあり、佐賀でのノウハウを活かして反射炉完成に至ったそうです。

そんな反射炉の名前の由来。
「 熱を炉内で反射させ、鉄を溶かすから反射炉というんです!」
力説されるガイドさん。なるほど---ガッテン !

反射炉の中は、天井部分が浅いドーム形になっており、
そこに石炭などを燃料として発生させた熱と炎を反射させて
一点集中させることで、高温を実現する構造だそうです。
なんと1300℃もの高熱で鉄を溶かし、型に流して大砲を造ります。
溶かす鉄は、銑鉄(せんてつ・鉄鉱石から直接製造した鉄)といわれ
現在の東北・釜石から、静岡県沼津港へ船で運ばれてきたそうだヨッと !!

15mもの反射炉の土台となっている石壁は、伊豆で採れる
伊豆石(いずいし)でできてるそうだヨッと!
伊豆石、伊豆半島ジオパークでもよく見るよね。ふむふむ。

反射炉は、はじめは伊豆・下田で建設予定でしたが、
工事中の反射炉敷地内にペリー艦隊の水兵が侵入する事件があり、
急きょ、ここ韮山に建設地を移したそう。
下田より車で約1時間半の韮山なら、水兵さんも来れなくて安心だヨッと !

外観の煉瓦は、伊豆天城山産出の土で焼かれた焼き石で
1700℃まで耐えられるとのこと。
なんと、すべて合わせて約4トンの焼き石が使われています。
高温になる反射炉をしっかり守ってるね!
ちなみに格子状の鉄骨は、倒壊防止の補強。昔はなかったそうだヨッと。
世代を超えて、大切に保存されている証拠だね !

鉄を溶かした後には、鋳造した大砲を冷やさなければなりません。
当時は、反射炉の周りに鉄を冷やすための鍛冶小屋や細工小屋、水車も併設され
大砲生産の工程を担っていました。
そのあとを偲ぶように、今では敷地内に池があるヨッと。
韮山反射炉は、そうした建物すべてを含めた製砲工場として、
「明治日本の産業革命遺産」としての重要な価値を持っているのです。

ジャ---ン!!
そして、できた大砲がこれ!!(写真はレプリカ)
「鉄製24ポンドカノン砲」という名前だそう。立派だヨッと!!
これぞ、ニッポンの近代化の夜明けぜよ!

韮山反射炉を使って溶かされ、精製された鉄はおもに大砲になり、
現在の東京・お台場に設置されたんです。
大砲を置く「砲台場」だから、お台場っていうんだ!!

大砲は、海外圧力を牽制するのが目的だったので、
当時、実戦には使用されませんでした。のちの日露戦争で使われたそう。

世界遺産登録でにぎわう、韮山反射炉。
幕府の命で反射炉を造るのに、当時の武士たちは3時間くらいの睡眠で
急ピッチで建設したそう。

幕末武士たちが、蘭学を研究し、国の威信をかけて
力を合わせて造った韮山反射炉。
「これぞ、日本のモノづくりの原点!」
とガイドさんが力強くおっしゃるのが、印象的でした。
ガイドさんによる説明で、イチから反射炉のことが理解できました!

幕末、諸外国に対抗するために蘭学を学び、武士たちの手によってつくられた反射炉。
そのモノづくりの熱い大和魂が世界に届き、世界遺産登録となったのでしょう!

韮山反射炉を作った武士

韮山反射炉前に立ってる、イケメン風な武士の像!
江川英龍(えがわひでたつ)
正式名:江川太郎左衛門英龍(長いっ!)
この方が、韮山反射炉を造りました!

韮山反射炉と、江川英龍と、カモメ隊長。

そのすぐ前には「反射炉物産館」というおみやげ店が

反射炉ラムネって…

ただの黒豆、ではなく大砲豆。

韮山反射炉を造った、江川英龍。
実は、日本で初めてパンを焼いた日本人「パン祖」でもあったんです。
パンは当時、保存食(兵糧)として焼かれたそうで、
いまではそれを記念して毎年「パン祖のまつり」という、
パンのお祭りも、ここ韮山でひらかれます。
売られているのは、江戸時代からの味を完全再現した復刻パン!

反射炉は、ここ韮山の他に山口県萩市にも試験炉が残ってるけど、
実際に稼働した反射炉として世界で唯一現存しているのは、
この伊豆・韮山反射炉だけ!!
 いま、盛り上がってる世界遺産・韮山反射炉
ぜひ伊豆にお越しの際は、立ち寄って伊豆の歴史を感じておくれヨッと。
 
次回、韮山反射炉を造った武士、江川太郎左衛門の生家「江川邸」へつづくヨッと…!
乞うご期待~!

韮山反射炉 詳細データ
住所 静岡県伊豆の国市中字鳴滝入268
営業時間 4月~9月 9:00~17:00
10月~3月 9:00~16:30
料金 大人500円/小・中学生50円
障害のある方:無料
(1人に付き介添え2人まで無料)
ガイド料 無料
定休日 年末年始(12月31日~1月1日まで)
駐車場 あり
アクセス 車:伊東マリンタウンより車で約40分
電車:伊豆箱根鉄道「伊豆長岡駅」から徒歩15分程度
HP 伊豆の国市

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