伊豆半島ジオパーク

■伊豆の観光スポットご案内■

伊豆の先端・幻想的な石廊崎(いろうざき)

伊豆半島の中でも、最南端の石廊崎は
とても幻想的な景色で観る者の心を魅了します。
石廊崎のジオポイントと、
一年の内、“海の日”と“灯台の日”に公開される、灯台をご紹介♪

石廊崎
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伊豆半島最南端の岬で相模湾と遠州灘の怒濤を受ける絶壁、その海岸線の多くは、海底火山から噴出した火山灰や溶岩からできているため、海の中に岩山が見られ、それらは長年の波の浸食によって険しい地形になっています。

岬から見渡す周りの風景は、どこか原始的で、切り立った岩を見ると、「どうして石がこんな形になってしまうのだろう…。」と、自然の力に驚かされます!
海の安全を見守る石室神社、縁結びの熊野神社がある岬に立てば、水平線に浮かぶ伊豆七島の眺望も絶景です!

先端からの景色。
遠く伊豆七島の陰が見えます。

山の上には風力発電の風車も見えます。
自然と人工物の不思議なマッチング。

金色に輝く岩たち
綺麗です♪

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ところがそうかと思うと、「池の原」と呼ばれる小さな高原にはなだらかな丘が広がり、ユウスゲという植物が自生する「ユウスゲ公園」があります。
このなだらかな丘は約40万年前に噴火した南崎火山によって作られたもので、海底火山と南崎火山の噴火物のコラボレーションが生み出した景色です。
その様子は石廊崎からの遊覧船に乗って、海から観察することができます!

白い岩石からなる海底火山の噴出物のうえに、南崎火山から噴出した灰色の溶岩流や赤茶色のスコリアがのっている地層がみられ、大地を作りだした年月の雄大さを感じられます♪

ユウスゲ公園

ユウスゲの花

岩室神社

石室神社(いろうじんじゃ、いしむろじんじゃ)は、石廊崎の突端付近あり、
その歴史は古く、なんと奈良時代からのもの!!

石廊権現(いろうごんげん)や石廊崎権現(いろうざきごんげん)とも呼ばれ、
古くは伊波例命神社(いはれのみことじんじゃ)とも呼ばれていたとされおり、
伊豆七不思議のひとつで当社にまつわる「石廊崎権現の帆柱」の伝説の舞台でもあります。

縁結びの熊野神社としても有名です。
伊豆の最南端で愛を誓うのもロマンティックかも?!
神社からの絶景もすばらしいので、是非足を運んでください◎

だ…断崖絶壁!!

伊豆の七不思議の大柱

石廊崎灯台

石廊崎には“石廊崎灯台”があります。
海岸線の景色を見渡せるだけでなく、
この灯台自体も、歴史的価値があり、
明治4年に日本の灯台の父」と呼ばれた英国人ブラントンにより建設され、
昭和8年に改築されたものです。

石廊崎の海抜60mの断崖上に立つ大海原を見おろす白亜の灯台!
世界は遠く続いているんだわ。
と、大地の浪漫を味わってください♪

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