伊豆のお花情報
土肥桜まつり~1月に咲く日本有数の早咲き桜
IZU city 日本一早咲きと言われる 土肥桜(西伊豆)
西伊豆土肥(とい)の桜「土肥桜」は、開花期が早く
12月中旬からつぼみがほころび始め、
開花期は12月20日頃から2月中旬までと長く楽しめます。
※とはいえ、実際に「見ごろだな」と感じられるのは1月終わり頃です。
花びらが大きく紅く染まり、
花梗が長く枝には6~7個の花が咲くのが特徴。
満開となると桜の木全体が華やかなピンクで彩られます。
土肥桜まつりQ and A
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Q.土肥は何と読みますか
土肥と書いて「とい」と読みます。
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Q.桜祭りはいつ開催されますか
例年1月20日頃~2月7日頃。2023年は1月20日(金)~2月5日(日)で開催されます。
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Q.桜の見ごろはいつですか
その年により、開花状況は大きく異なりますが、1月末あたりのイメージです。開花状況は伊豆市観光協会HP(URLクリックで開きます)をご覧ください。
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Q.土肥桜がどれかわかりません
土肥桜の花は本ページに写真を掲載していますが、花のピンク色が濃いのが特徴です(特に幼木)。木にラベルが書いてあることが多いので、幹をよく見てください。(こんな回答でゴメンナサイ)
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Q.無料駐車場はどこにありますか
土肥市街地で以下のような無料駐車場(自家用車用)があります。(クリックでGoogleマップが開きます。なお、駐車場そのもののスポット登録がない場合、駐車場の目印となる付近のスポットが開きます)
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Q.散策におすすめのコースはありますか
あります!1時間~1時間30分程度の散策コースをご紹介します(こちら)ので、参考にしてください。なお、散策コースのアップダウンはほぼありませんが、歩きやすい格好での散策をおススメします。
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Q.お花見ができるような場所はありますか
桜の木の下でござを広げて・・・というような場所はありません。また、寒いです。松原公園近くには温泉足湯があるので、桜と海と、土肥金山などを楽しみつつ、散策していただく事をお勧めします。
土肥桜 写真集
1月 撮影
※桜の季節はその年の「寒さ」「暖かさ」が開花を大きく左右します。
お正月明けから寒さが続くような年は、桜の花の見ごろが1月終わり、または2月にずれこむこともありますので、その年の開花状況をご確認いただく事をお勧めいたします。
土肥桜の楽しみ方
土肥桜は「この場所」で見る!!
というよりは、土肥温泉街にあっちで咲いてる、こっちでも咲いてる、あっ、こんなところでも咲いている!
という具合にあちらこちらで満開の土肥桜が私たちを迎えてくれます。
マイカー・レンタカー・路線バスで土肥を訪れる際、土肥桜が楽しめる中心会場は無料駐車場とバス停がある「松原公園」が中心となります。
それ以外にも万福寺や、土肥神社、恋人岬でも同じころに土肥桜は見ごろになります。
季節の花を楽しみましょう。
お問い合わせ
伊豆市観光協会土肥支部
0558-98-1212
アクセス
Walking TOI 土肥桜を求めて 土肥温泉街を歩いてみよう
土肥桜を見るために伊東マリンタウンから車を走らせ1時間あまり。
やってきました、西伊豆土肥温泉。
土肥桜を楽しみながら、市街地を散策してきました。
興味のある方はのんびり同じようなコースで土肥の街を歩いてみてください。
まずは、今回歩く際に使った地図です。
それがこちらです。画像クリックでPDFファイルが開きます。
土肥桜をみながらの土肥温泉散策レポ
松原公園の無料駐車場からスタート
車を松原公園の駐車場に停め、歩き出しましょう。
おっと!歩き出す前に松原公園でも土肥桜を充分に楽しんでから、歩きましょうね。
(松原公園の土肥桜を見ながらのんびり過ごして出発する。それだけでも十分楽しめます)
また、土肥金山の駐車場に車を停めて、松原公園を経由して歩いてまわることも可能です(土肥金山⇔松原公園は徒歩3分ほどの距離です)
松原公園・土肥金山共にお手洗いありますが、土肥金山のトイレの方がきれいですよ。
海沿いを萬福寺(万福寺)へ
松原公園から海沿いを歩いて10分程。
地図(土肥めぐりマップ)は松原公園にある、観光案内所で手に入れることができます。
少し細い道もありますが、歩いていくと、「こんなところにも土肥桜が咲いている!」なんて発見もあったりします。
実際に土肥めぐりマップにも記載がありますが、海沿いの漁協付近にも土肥桜が咲いていて、テンション上がりました。
地図を頼りに萬福寺(万福寺)へと到着しました。
ここは駐車場がないので、徒歩でいくことをお勧めします。萬福寺山門が突然現れます。
お寺自体はそんなに広くありません。
境内もひっそりしています。
入った場所で土肥桜が目に入ってきました。
立派な枝ぶり!
萬福寺(万福寺)の土肥桜は樹齢50年を超えるんだとか。
一本だけですが、立派だなぁ。思わずそう感じてしまうことでしょう。
伊豆に暮らす人には当たり前なのかもしれませんが、お寺に似合わない!?なんて言ってはいけませんね。
境内にソテツが生えています。
冬でも青々と茂っていて、ここが南国であることを認識させられました。
天王神社を経由しつつ、清雲寺へ
清雲寺へとまわる際に、地図(Googleマップ)で「天王神社」と書かれた場所があったので、寄ってみました(写真ありません)
少し高台にあって、きれいな階段を上がった場所にあります。
天王神社は海近くと、山際の2カ所にあるんだそうで、地区の神様だとか。地元のおばあちゃんが教えてくれました。
萬福寺(万福寺)から10分ちょっとで清雲寺です。土肥集学校と市役所の間にお寺があります。
こちらもそこまで広い場所ではありませんが、本堂(写真)と、本堂を正面に見て右手にはながーーーい石段(77段あるそうです。でも急でした)が見え、その上には七面大明神が祀られているんだそうです。
あとから知りましたが、この七面大明神は土肥温泉のパワースポットだったんですって・・・。
階段見て撤退しました(修行が足りん)
七面大明神は女性の御守護神なんだそうです。
そうそう、土肥桜は1本?何本あったかさえ見ていませんでした。すみません。
桜はないけど・・・安楽寺にも寄ってみた
お寺の入口に大変立派なクスノキが見える安楽寺。
クスノキの向かいにお寺の駐車場がありましたので、ここに停めて散策することもできそうです。
安楽寺には土肥桜はありませんが、「まぶ湯」というものをこの目で見たくて、ちょっと寄っていくことにしました。
静かな境内。御朱印あります。山門くぐって本堂を正面に見て右手の社務所(庫裡)で御朱印をいただくことができます。
ちなみに、見たかった「まぶ湯」は山門くぐったら行き過ぎです!!
モドッテ モドッテ
山門の外に立って「右手に行く道の奥」にまぶ湯があります。
ただ、このまぶ湯の見学は有料。
150円(2023年2月現在)
先に本堂脇の社務所(庫裡)で見学料を支払ってからここに入りましょう。
安楽寺のまぶ湯(鉱湯)
洞窟のような(元鉱山の一部なんですって!)穴に入るとすぐにお湯が。
鉱山の湯という意味で、鉱湯と書いて「まぶ湯」と読むそう。
温泉にはもちろんさわれます。
温泉に入れそうですが、さすがにここでは・・・。(確認していませんが、普通なら入れませんよね)
かけ流しでこんこんと注がれるお湯。熱めだと思います。
脇にたたずむお地蔵様にお湯をかけて健康を祈願する。持っていたガイドマップにそう書かれていたので、手酌でお湯を汲んでかけてみました。
また、洞窟は少し奥に進めるようになっていて、10mくらいでしょうか。
奥に入って行くと温泉の熱気が漂っています。最奥には祠がありました。
土肥桜が咲く土肥神社へ
ここでも大楠が迎えてくれた
安楽寺から徒歩5分程度。
すぐ近くにある土肥神社。
安楽寺にも大楠がありましたが、土肥神社にも入口にそれは立派なクスノキが生えています。
「平安の大楠」
と名前があるそうです。根回り11mを超える!!立派なクスノキでした。
土肥神社の入口には「平安の大楠」と、その反対側に土肥桜が訪れた時にちょうど見頃になっており、まさに競演
それぞれの良さがあって、なんだかいい感じ。
この2本の木々に迎えられて境内へと入ります。
入ったところが駐車場です。
境内には本堂にあがる階段の前に、「力石」と書かれた板が置かれていました。
状況的にこの看板の手前にある石が力石なんだと思うのですが、2つあって、「触られ具合」が違うんです。
どっち!?
そんな時はもちろん両方さわっておきます。
境内の一段高い場所に神社が鎮座します。
この土肥神社は、平安時代には存在が知られていたんだそうで、鶴岡八幡宮から八幡神を分霊したとされているそう。
神社の左右にもちょっとした見どころがありますので、現地に足を運んでみてください。
土肥桜は神社正面向かって左奥で見ごろを迎えていました。
2本だけですが、満開の桜はこの時期ということもあって、充分見るに値すると感じます。
よく見ると、満開の桜には「メジロ」が飛んできていて、花の蜜を吸っているようでした。
春を感じる瞬間でした。
土肥桜の季節限定の御朱印も
桜祭りの時期限定?の桜の御朱印をいただくことができます(2023年から御朱印をいただける寺社が5カ所に増えました)
桜の季節が終了したら終わるんでしょうか?
それとも場所によって桜の御朱印をいただくことができるのでしょうか??
今回、土肥神社で御朱印をいただきました(400円)が、その場で書くタイプではなく、印字されたものに筆で日付を入れてくださるタイプのものでした。
他のお寺さんは御朱印をいただいていないのでわかりません。
土肥神社では通常の御朱印(300円)もありました。
山川沿いを歩きながら松原公園へ
土肥神社からは土肥の中心を流れる「山川」の川沿いを歩いて松原公園に戻りました。
ゆっくり、ゆっくり、周囲を見ながら、地図を見ながら、途中腰をおろしたりして。
歩いてまわって2時間くらい。
普通に歩いてまわれば1時間~1時間30分もあれば充分かもしれません。
午後のいい運動になりました。
2023年2月 とみしん
歩いたコースのイメージはこちら